無意識にしている呼吸

セラピーの中では「ゆっくり大きな呼吸をしてください」「深呼吸をしてください」とお声掛けし深い呼吸を促していきますが、日頃の呼吸はどうでしょう？　からだ全体で呼吸できているでしょうか？　現代人は呼吸が浅く、肩呼吸をしている人が多いと聞いたことがあるのではないでしょうか。今はマスクをした生活を強いられているのもあり、尚更浅い呼吸になっているかもしれません。

簡単チェック

では、どの程度呼吸ができているか計ってみましょう。息をすべて吐き出した後に、何秒吸い込めるかを計ります。用意するものはストップウォッチ、スマートフォンに機能があるかと思います。では、何度か深呼吸をして準備をします。

口から、全部息を吐き出します。

吐ききったらストップウォッチをスタート、鼻から細く長～く吸い込みます。

もう吸い込めないとなったら、ストップウォッチを押します。

さて、何秒でしたか⁇　・・・
私は、17秒でした！　あれ💦　これ短いんだそうです。　まだまだでした～(*’▽’)

チェックの目安

お腹を使った腹式呼吸で肋骨も使えているような人は、60秒くらいまで吸い込むことができるそうです。肩呼吸の人は、20秒以下だそうです。
残念な結果の場合は、まだまだ伸びしろがあるということで、お腹から肋骨までからだ全体を使えるよう呼吸を意識していきたいですね。

深い呼吸の効果

深い呼吸は自律神経を整え、リラックスすることができます。血液がからだの中をしっかり循環するので酸素や栄養が隅々まで運ばれます。生き生きしてくるイメージです。心にも良い影響があるのは想像できます、深い呼吸はどっしり落ち着くことができ、いつ何時でも余裕がもてるのではないでしょうか。簡単にイライラしなくなり見える世界が違ってきます。

すぐにどこでもできる呼吸です。自分で試みて体験して身に着けていくことは大切なことです。呼吸だけに意識をもっていくような瞑想の時間をもつ、ヨガで少しからだに負荷をかけて呼吸を意識するなど取り入れることができます。

最後に

喉に違和感があり呼吸がしずらいのであれば、診察を受ける必要があるかもしれませんが、そうではなく、日常困ってはいないがいつも頑張って呼吸している、喉が硬く狭いように感じている、言葉がすらすら出てこない等の感覚があれば、インナーチャイルドセラピーによる心の癒しがお手伝いできるかもしれません。からだで感じる、気になる感じがチャイルドからのサインである場合もあるので、キャッチして丁寧に扱ってあげたいですね♡