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目次
最初に使うなら 真正ラベンダー(栽培)
ラベンダーらしい爽やかな香り
ラベンダー精油と言っても専門店に行くといくつか種類があります。香りから選ぶのも良いですが、最初に使うのでしたら安全性の高い真正ラベンダーがおすすめです。イングリッシュラベンダー、コモンラベンダーとも呼ばれています。広い用途に使え、お子さんや高齢の方にも使うことができます。用法用量を守って使えば禁忌はありません。
真正ラベンダー(ラベンダー・アングスティフォリア)
学名:Lavandula angustifolia ssp. angustifolia
比較的標高が高い(1,000m~)乾いた土壌で育つ、シソ科の植物です。香り成分の代表は、酢酸リナリル、リナロール、爽やかな酸味のある甘酸っぱい香りが特徴です。
主要含有成分
芳香成分類 芳香分子 モノテルペンアルコール類 リナロール 30~50%
ボルネオールエステル類 酢酸リナリル 25~45%
酢酸ラバンジュリルモノテルペン炭化水素類 cis-β‐オシメン
trans-β‐オシメンセスキテルペン炭化水素類(+) β‐カリオフィレン ケトン類 オクタノン‐3 ケモタイプ精油小辞典より引用
広い用途
殺菌・抗炎症・創傷治癒・鎮痛・鎮静作用…
初めのころはラベンダーの香りはどこにでもある香りと思い込んでいて特に興味がなかったのですが、精油を生活の中で使うようになりその働きのすばらしさ、万能ぶりを体験するにつれどんどん好きになっていきました。自己責任において使っていますが、やけどをした時の痛みのひき方や治りの速さ、飼い犬に嚙まれた時(≧▽≦)の炎症の治まり具合、一家に一本と言われる意味がよくわかります。ちなみにいずれの場合も水でよく冷やす、水で菌を流したあとに使用しています。
現場でも人気
産後のお母さんのアロマトリートメントの現場でも、ラベンダーの香りを試されると「あ~好きです~」と落ち着く表情をされますし、「最高~」と喜ばれる方もいらっしゃいます。香りの凄さも感じる瞬間でもあります。
もし良い香りに感じられない時は、今日はこれではないんだと他の心地よく感じる香りを試されると良いかと思います。書いてある作用が自分の状態に必要だとしても、良い香りと感じられなかったら本能の部分で快反応が起きていないので、リラックスできなくなってしまいます。
野生ラベンダーについて
ラベンダー・アングスティフォリア(真正ラベンダー)ですが、自生しているものから蒸留した精油もあります。通常の栽培から採れた精油と比べると香りの印象が全く違います。鎮静作用がある酢酸リナリル(芳香分子)をより多く含み、香りも脳の奥深くすうっと届くような素晴らしい香りです。
数年前に野生ラベンダー(精油)を知り施術で使っていましたが、再び入手して施術に加えていきたいと思っています💖 ブレンドをまとめるような引き上げてくれる香りに、からだの細胞が響きあって喜ぶのではないでしょうか。
野生ラベンダーは岩だらけのフランス山岳地帯に自生しますので、畑で栽培されるものとは生育環境(雨の量や紫外線の強さなど)が違います。当然トラクターは入れませんので、人の手、カマを使って丁寧に摘み取られます。蒸留もできるだけ良い状態で進められ、生産者さんの環境に対する想いや苦労があるということを知り、一滴一滴大切に扱っていきたいと思いました。現地では標高100m刻みに(最高1900mくらいまで)採れた精油があり、香りも変化していくそうです。精油になると消えてしまう香り成分もあるとのこと、自生している場所へ行った人しか嗅ぐことができない甘~い香りがあるそうです。どんな香りなのでしょうか、実際に足を運んで香りに包まれてみたいものです。
その他
ラベンダー精油は20種類はあるそうですが、代表的なものを挙げてみます。
ラベンダー・ストエカス
学名:Lavandula stoechas
(フレンチラベンダーとも呼ばれます)
ケトン類を多く含むので香りはラベンダーらいしい香りとは異なります。ケトン類はとても有用な成分ですが、神経毒性や堕胎作用があり、ケトン類を多く含む精油には禁忌があり使用するべきではない人が書かれています。
(乳幼児、妊婦、授乳中の産婦、高齢者、てんかん患者に使用しない)
注意が必要なラベンダーと言えます。
主要含有成分
芳香成分類 芳香分子 ケトン類 フェンコン 25~55%
カンファー 10~40%酸化物類 1.8シネオール 1~15% モノテルペン炭化水素類 カンフェン
α‐ピネン
リモネンエステル類 酢酸ミルテニル
酢酸ボルニルケモタイプ精油小辞典より引用
ラベンダー・スピカ
学名:Lavandula spica
(スパイクラベンダー、ラティフォリアとも呼ばれます)
ラベンダー特有のエステル類(鎮静作用)がほとんど含まれていないため、精神的な不調への効果よりも皮膚のケアに適しています。カンファー(筋肉弛緩作用)を5~15%含むため肩こりにもおすすめです。抗毒素作用があり毒性の強い虫に刺された時にも力を発揮してくれます。
上記ストエカスと同じくケトン類を含むため禁忌があります。
モノテルペンアルコール類 リナロール 35~50%
α‐テルピネオール
ボルネオール酸化物類 1.8シネオール 15~35% ケトン類 カンファー5~15% モノテルペン炭化水素類 α‐ピネン
β‐ピネン
リモネンセスキテルペン炭化水素類(+) β‐カリオフィレン ケモタイプ精油小辞典より引用
交配種
(ラベンダー・アングスティフォリア種×スピカ種)
ラバンジンという名で販売されていることもあります。
交配種のため丈夫で精油もたくさん採れるので市場に出回っています。手に入れやすい価格なので産地では洗剤としてなど気軽に使われているそうです。交配種のうち2種をご紹介します。
・ラベンダー・スーパー
Lavandula x burnatii clone super
・ラベンダー・レイドバン
Lavandula x burnatii clone reydovan
いずれも含有成分に、酢酸リナリル15~50%、カンファー5~10%、リナロール25~60%、1.8シネオール、ボルネオールなどを含んでいます。カンファーの割合が少ないので禁忌はありません。
また、交配種を植えるには株が大きいため広い面積が必要なのだそうです。
最後に
ラベンダー精油を一部ご紹介しましたが、種によって含まれる成分が違う=香り(作用)も同じではないということなのです。精油になると成分が濃縮された状態ですから取り扱いに十分注意が必要です。安全に使いこなすために、芳香成分類やその作用、使い方を学ぶことは大変役に立ちます。
自然の恵みである大切な精油を安全に楽しむ方が増えますように。
参考図書)ケモタイプ精油小辞典 ナード・アロマテラピー協会
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