私を助けてくれる言葉

「嫌なことはやらなくていいのよ」
お世話になっていたセラピストさんからもらった、私にとって意味のある言葉の一つです。

自分のことがわからずもやっとした心の状態に投げかけられた時はその真意が見えていないのですが、後からじわじわ腑に落ちて本当に欲しかった言葉だとわかります。

昔々その昔にそんなことを言ってくれる人が周りにいたらなあ。。。

ガチガチ

行きたくない習い事や場所に大人しく通っていた子供の頃、新入社員で仕事が合わずもがき苦しんでいた時、なかなか転職に踏み切れずうつうつと働いていた日々、「ちゃんとしないといけない。嫌なんて言ってはいけない。迷惑をかけてはいけない。。。」そんな思い込みがガッチリ自分の中にあったので、ガチガチに動けなくなっていたのですよね。

こころのガチガチは20代の私の背中をガッチガチにしていました(´；ω；`)　痛みもあるし、イライラするしもう泣きが入っていました。からだは正直に私の気持ちを表していただけなのですが、あの頃の私はどうすることもできず助けて～と悲鳴を上げていました。

不具合が教えてくれること

本来の自分とかけ離れたことをしていると、からだは不具合で教えてくれるんですよね。

成長期に刷り込まれてきた言葉によって「ちゃんとしないといけない。嫌なんて言ってはいけない。迷惑をかけてはいけない。」という思い込みにしばられ自分がなくなり、親や先生、上司、先輩、同僚、友人の期待に応えることに必死だったので、からだが「違うよー」「無理してるよー」サインを送ってくれていました。

それにしても背中のあの感じは、ぎゅーっと筋肉が収縮する大変な痛みでした。大変な…

他人基準

自分自身がどうしたいかではなく他人にあわせてしまうという癖は、今でも顔を出します。なので、私にとってからだの違和感、痛みがバロメーターです。

他人が基準になっている人は、嫌だな嫌いだなの感覚が鈍っているので、本当は好きではない人とつきあい続けることや本当は居たくない場所に居続けることができてしまうのだそうです( ；∀；)

冒頭のセラピストさんの言葉「嫌なことはやらなくていいのよ」は、核心をつく言葉で本当の私を呼び覚ましてくれます。

最後に

あなたは気になるからだの違和感や痛みがありますか？
どんな時に違和感を感じるのでしょうか？
そこにはどんな思い込みが働いているのでしょうか？
本当のあなたはどう感じているんでしょうか？

自分自身がどうしたいのかを知り、自分自身に焦点をあてる練習をしていきましょう。