効果的なセルフケアとエクササイズでリフレッシュ

年月とともに重力に逆らえないのは仕方がないことですが、やはりお顔のお悩みは気になります。

ある日、50代のクライアントさんが、目の下のクマやたるみが気になってきたとおっしゃいました。体のケア以外に、フェイシャルも定期的にお手入れされているそうです。

クマの種類と対処・対策

クマと言っても３種類に分けられます。

茶クマ：摩擦によるもの。アイメークを落とす際、目の周りをごしごし拭き取るなど、刺激が強い場合に発生します。
スキンケアの見直しやこすらないように注意しましょう。

黒クマ：あざのようなもの。奥の方のメラニン色素が影響しています。
目の周りを刺激しないようにすることが重要です。
クマが気になる場合は診察を受けると良いでしょう。

青クマ：血管が透けて見えるもの。更年期のホルモンバランスの変化により皮膚が薄くなり血管が浮き出る場合　　　と、血流が悪く透けて見える場合があります。
血流うっ滞には、血行促進アイクリームや目の周りを温めるアイマスク等、日ごろのスキンケアで対処します。ただし、部分的ではなく、体全体で冷えを改善するような食事や運動、毎日の入浴、十分な睡眠など、規則正しい生活が大切です。

目の下のたるみ（ぽこ）

眼球を守っている眼窩脂肪という脂肪が皮膚が弱くなることで出てきているのが原因です。スキンケアでは難しいため、切開して脂肪をとる手術もあります。絵のように指でポコッとしているところを押すと、上の瞼が膨らみませんか？脂肪をとるとさらに眼がくぼんでしまうこともあります。

そこで、目の周りにある眼輪筋を鍛える運動があります。

眼輪筋体操

• おでこに手のひらを置き、軽く押さえます：おでこが動かないのが理想です。
• 両目だけをぎゅっと閉じます：頬骨などはできるだけ動かしません。眼輪筋だけを動かすイメージで目を開きます。数回、ゆっくり目を閉じたり開いたりを繰り返します。
• 眼輪筋の下側だけを動かします：まぶしい目つきをすることで、眼輪筋を意識して動かします。

頭蓋骨に触れる

頭蓋骨は22個の骨が合わさって出来ています。縫合は骨が接合する部分のことです。赤ちゃんの時は骨が完全に癒合しておらず、柔らかい部分があります。赤ちゃんの頭蓋骨は弾力性をもち、出産時に産道を通ることが容易になります。成長とともに縫合が閉じていきます。

加齢とともに頭蓋骨も痩せ、目の下のたるみにも影響します。眼輪筋体操に加えて、おでこの骨（前頭骨）も手のひらで上げるように触れます。押すのではなく、温める意識で行いましょう。

おでこに触れるやり方

• はじめにおでこの真ん中に触れます：優しい気持ちでゆっくり行います。手のひらがおでこに触れるのではなく、おでこが手のひらに触れると意識すると感覚が変わります。
• 次に、右、左と触れます：温める意識で触れることで、効果が期待できます。
  頭蓋骨調整の施術を受けると、何もしてないくらいの感覚です。その微細な感じが効果的です。頭蓋骨に触れるのは、朝目覚めた時に寝たままの状態（枕が頭を支えているので）で行うのが良いです。頭の形の悪い部分もこつこつ続けると、丸く変化していきます。ご体験ください。

最後に

眼輪筋体操とおでこに触れるをうまく取り入れて、目の周りを鍛えていきましょう。冷たいもの、甘いもの、乳製品を控え、適度にカラダを動かし、十分な睡眠を取りましょう。
お悩みのクライアントさんには、ヘッドマッサージの最後におでこに触れるを体験いただいています。

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アロマの香りとオイルマッサージの心地よい刺激は、
副交感神経を優位にし、心身のバランスを整える効果があります。
深い眠りで心身ともにリフレッシュしましょう。

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