2024年の茅の輪くぐりの様子

数年前から恒例になっている足立区にある花畑大鷲神社での茅の輪くぐりに家族と行ってきました。前日の大雨がもたらした梅雨特有のしっとりした空気が、境内を清らかに包んでいました。私たちは、立派な茅の輪をくぐり、心身の浄化を行いました。

まこもとは？

茅の輪は、浄化の力が高いとされる植物「まこも」で作られています。まこもは、罪や穢れを祓うために、日本の伝統的な神事である茅の輪くぐりにおいて用いられます。

まこも（真菰）の特徴

まこもは、水辺に群生するイネ科の多年草で、日本の川や湖の水辺でよく見られます。古来から「神が宿る草」として尊ばれ、様々な用途で大切に扱われてきました。薬草としての利用もあり、豊富な栄養成分を含んでいます。

まこもの現代的な利用

近年、まこもは女性に喜ばれる抗酸化作用などの健康効果が注目されており、積極的に研究されています。飲み物としてだけでなく、パウダー状にしてよもぎ蒸しやへアスプレーなど、美容面でも利用されています。

茅の輪くぐりの作法

茅の輪くぐりは、主に6月と12月の末に多くの神社で行われる厄払いの儀式で、特定の作法に従って行います。私たちは、左足から始めて8の字を描くように3回くぐり、半年間の穢れを祓い、新しい半年を清らかに過ごすことを祈願しました。

境内での癒し

境内には、保護樹木や苔むした景色があり、参拝者に癒しを提供しています。左側に寝転んでいる猫ちゃんに迎えられると、その愛らしさに心が和みます。ワン太郎も、猫に気づかずに静かに通り過ぎました。

今年も残り半年

あっという間に過ぎ去る1年の中で、残り半年を大切に丁寧に過ごすことを心がけます。