乾燥する季節に静電気対策を

寒い季節になると乾燥による静電気に悩まされることが増えます。ドアノブを触る度にパチッとくるあの恐怖、どうにかしたいですね。

加湿器を使って湿度をコントロールしたり、保湿クリームで肌の乾燥を防いだり、衣類に静電気が溜まるのを防ぐスプレーを使ったり、化繊ではなく綿素材の衣類を選ぶ、革の靴を履くようにするなど対策はありますが、現代人の生活は、家電や携帯電話、家屋の素材もビニール系壁紙や床材に囲まれていて、静電気が発生しやすい要因が満載です。

自然素材をつかった衣服や家は、環境にも優しく、快適な住環境を提供してくれます。憧れますよね。

体への影響

突然のパチッとする感覚は不快なだけでなく、体に電気が溜まることは、交感神経を過剰に刺激し、筋肉や血管が収縮して血流が悪くなるということです。その結果、冷えや肩こり、炎症、頭痛、自律神経の乱れなど不調につながります。

〇〇クロのヒートテックが体に良くないと言われる理由もこれですね。とはいえ、とても便利なのは確かです。

そこで、溜まった電気を安全に放電する方法をご提案します。

大地とつながるアーシング

アーシングは、裸足で地面（草、土、砂など）に立ったり、地球と直接接触することです。体に溜まった静電気を効率的に放電し、自然のエネルギーと調和させる方法です。

自然と触れ合うことで、自律神経が整い、ストレスホルモンのレベルが低下すると言われています。帯電していたのをしっかり放電すると、交感神経が過剰に刺激を受けていたのが緩和されます。深い睡眠を促す効果や血液の流れが良くなることも期待できます。

アーシング方法

公園や庭、砂浜を裸足で歩きます。草の上に寝転がり、体全体で地球のエネルギーを感じるのもおすすめです。

海へ頻繁に出かけるのは難しいですから、日常は公園の樹に触れることでプチ対策ができます。

疲れがたまると、海に行きたくなるのですが、裸足になって砂浜を歩くとスッキリします。山へ行く時は、川の中に入ってリフレッシュするのも心地良いですね。

定期的なアーシングで、心身のバランスを整えましょう。大地とつながることを、忘れてはいけませんね。先日、地面から長い時間離れて暮らすのは、あまりよろしくないと聞いたばかりです。そのあたりはまた次回に。