はじめに

今年の9月の誕生日まで慎重に行動したほうがよいライフリズムなので、気をつけているつもりでしたが、7月後半の熱中症のような症状に続き、今回はちょっと怪我をしました。

大きな病気やケガをしてこなかったので、ちょっと熱がでたり痛い思いをすると自分の中で大騒ぎをしています。

また、昨年の９月より実家を出てから、両親の健康状態も見る見るうちに変化してきており、いよいよ介護が始まりそうなところ。どきどきです。

小指さんの怪我

先日は熱中症で体調を崩した投稿をしましたが、そこで紹介したのは心臓と小腸の経絡が通っている小指のマッサージでした。

小指さんが気になっていたのか、今度は右手小指の指先を怪我してしまいました(+_+)　いわゆる商売道具なので焦りました。

エアコンの調子が悪く点検をお願いするため、部品を外してお掃除をしていました。

一通り終わり、運転させて下から内部を除いていると黒カビを発見、入口付近を除菌シートで拭き取っている時のこと、つい夢中になり小指が奥の送風ファンに触れてしまい、がりっとやってしまいました。

音にびっくりして手を引っ込めましたが、何かやった！！のはわかり、押さえた手のひらを見ると出血、すぐに皮膚科へ行きました。

傷は小さいのですが、後で気づきましたが爪にも影響があったようで、爪の生え際に１点血豆ができていました。

不幸中の幸いというか爪が剥がれず良かったです。がりっ！は爪がファンに当たった音のようです。

包丁で切ったりするとズキズキ痛みがありますが、今回は不思議とありませんでした。先生にも「痛みはありますか～？」と確認されました。。「それが、痛くないんです…」ということは、皮膚を持っていかれてしまい、真っ赤な筋肉がむき出しになった状態だからということか。。

皮膚の構造

皮膚は３層構造になっています。（表皮・真皮・皮下組織）
指の手のひら側なので実際は毛はありません。
（使うことのできる図がなかなか見つけられずこちらを使わせていただきます。）

表皮はターンオーバーが行われるところ。日々、化粧品で一生懸命潤いを与えているのはこの表皮、正確にはその一番外側の角質層です。

その下の真皮にはコラーゲン線維がたくさんありとても丈夫です。革のかばんやベルトはこの真皮で作られています。真皮ではターンオーバーはおこりません。ここには血管、痛覚や温覚や触覚など感じる神経などがたくさんあります。図では黄色でざっくり皮下神経とあります。「柔らかいなぁ」や「あっつい！」とか痛みはここで感じています。タトゥーはこの真皮まで色を入れているんですよ、痛いでしょうね(T_T)

さらに３層目に皮下組織があり、ここにある脂肪細胞（いわゆる皮下脂肪）は皮膚と筋肉、骨の摩擦を防ぐクッション役をしています。指なので薄いと思われます。皮下脂肪の中にも筋膜が入り込みながら、その下に筋肉がありしっかりした筋外膜に覆われています。

筋肉自体は何をしても痛くはないそうですが、覆っている筋膜は痛みを感じるそうです。ぎっくり腰で痛みを感じるのは、筋膜が傷ついているからです。（説明終わり）

今回の怪我では真皮・皮下組織まで無くなってしまいました～、だから痛まないのですね。不思議でしたが、黒カビの環境に筋肉むき出しですから危険です、抗生物質を飲みました。

床ずれにも使う皮膚を作る⁇薬を塗って、今は組織ができているのでひと安心です。触るとしびれているような変な感じです。感覚がすっかり戻るのかはわかりませんが、落ち着くにはしばらくかかりそうです。

５㎜×３㎜の皮膚を失っただけでも感覚がない不便さを感じています。また、皮膚は病原体をからだに入れないように最前線で守ってくれているのも実感しました。元気にからだが使えていることに感謝です。

産科でのお仕事では、申し訳なかったのですが、手袋をして施術させていただきました。現在は大丈夫です、通常営業しています。

どきどきする話しでしたが、私のように運転したままうっかり掃除をする方はいないと思いますが、、お掃除は是非プロにおまかせしましょう^^;