リラックスさせ活力をあたえる香り

フランキンセンス（乳香）

学名：Boswellia carterii
芳香の特徴：ウッディーで濃厚、一度嗅ぐと印象に残る香り

古くから宗教儀式に薫香料として利用されてきました。

中東原産の乳香樹はエチオピア、レバノン、中国に生育し、樹皮を傷つけると樹脂がにじみでこれを蒸留すると精油になります。

からだに対する働き：粘膜に著しい効果があり喘息、気管支炎・副鼻腔炎・喉頭炎に。膀胱炎にも。お肌の皮脂バランスを整えるので化粧水などに使われます。
こころに対する働き：心のおしゃべりを止め精神を鎮めるので、イライラや不安感に役立ちます。出産後の極度の落ち込みにも。

ほんの5分でも瞑想する時にフランキンセンスを香らせると落ち着きます。ティッシュやアロマストーンに１,２滴垂らすだけで十分。手に入れやすいスウィートオレンジやグレープフルーツ、ラベンダー、ゼラニウムと合わせると良くあいます。頭の中を鎮める習慣に是非お試しください。

瞑想なんて言うと抵抗ある方もいるかもしれませんが、目を閉じて自分の内側に意識を向けるだけ、そこから始めましょう。